スペインの白い家


 

歴史ある
パラドールに泊まろう

スペインはヨーロッパの西、イベリア半島に位置しており、アルハンブラ宮殿や「巡礼の道」といった、 キリスト教・イスラム教の2大宗教の遺構を一度に見る事ができます。ピカソ、ダリ、エルグレコ。 そしてサグラダファミリアのガウディなど、名だたる芸術家をはいした芸術の都とも言えるでしょう。 文化的な面でいえば、フラメンコや闘牛などが日本では有名ですね。 そんな魅力いっぱいのスペインに訪れる機会があるなら、お薦めしたいのが古城や宮殿をホテルとして利用した「パラドール」への宿泊。

パラドールとは、もともと貴族の邸宅や修道院、中世の古城だったものを改装して国営ホテルとして提供している施設のことで、 建物自体が歴史的建造物であるため、通常のホテルとは違った趣を楽しめます。前述の古城、旧領主・貴族の館、修道院などを改装した施設の他にも、 重要文化財ではないものの歴史や交通の拠点、景勝地などの重要な地域に作られたもの、民間施設であれば許可が困難な国立公園や自然公園や山岳地などに 建てられたリゾート感覚のものなど、個性的な魅力あふれる宿泊施設を数多く取り揃えています。

  

「パラドール」の魅力

パラドールの魅力は何といっても、歴史上の人物がかかわった城や宮殿に実際に宿泊できるということ。 中でも、アルハンブラ宮殿内の修道院を利用したグラナダのパラドールは人気が高く、レコンキスタの時代にモスク跡に建てられた修道院がもとになっており、 イスラム最後の砦グラナダを奪還しレコンキスタを完成させたイサベル女王とフェルナンド王のカトリック両王も住んでいたといわれています。 世界遺産のアルハンブラ宮殿内のパラドールに泊まり、悠久の歴史に思いを馳せるのは、他の何ものにも代えがたい魅力があります。 他にも、神聖ローマ帝国皇帝を兼ねたカルロス5世の居城であったハランディージャ・デ・ラ・ベラ、代々のカルドナ公爵が居城としていたカルドナのパラドールなど、 歴史と風土を活かしたパラドールが多く存在し、スペインを旅行する人々に、中世の歴史とロマンをあますことなく伝えています。 スペインを訪れる機会があれば、ぜひパラドールへの宿泊を予定に入れてみては如何でしょうか。